課外に向けて

現代文の入試問題を解くということ
出題者は「文章全体の趣旨の理解とそれに基づく意見を求めているのであって、単なる個人的な体験や感想の記述を求めているのではない」
これは「小論文」という科目名で、現代文を読ませての長い記述をさせる入試方式にも共通の原則である。
受験生が心得なくてはならぬことは、まずは「素直に読む」ということ。きちんと理解したうえでなくては、批評精神も薄っぺらで的はずれとなってしまう。