「虹の女神」〜最後の生徒メモより抜粋

○代筆したラブレターの後ろに書いてあった智也への言葉にあおいの好きという気持ちが溢れていて良かった。(Y)
○あおいが作った映画は、何だか奥が深いと思った。(M)
○最後、あおいが亡くなってしまった後に、智也が「あおいは、智也のことを好きだった」ということを知ったときに流した涙はすごく印象的でした。とても深い意味のあるお話だと思いました。(S)
○恋愛って難しいなぁ……。なんで難しいんだろう。映画は、なんか、切なかった。切なくて、苦しくて、悲しい感じ。人は感情とか複雑で、自分ですらわからなくなるのに、相手のことまで考えるのだから余計色々ややこしくなるのかなぁ。(H)
○あおいはあおいなりに、好きっていうのを伝えてて、でも智也にはわからなかったっていうのが切ないなーって思いました。大人になっても、いつまでも学生のような恋がしたいなって思う映画でした。(T)
○もしも本当に地球最後の日がきたら自分はどうするだろうと思った。映画では地球最後の日ではなくあおいが生きていられる最後の日だった。(K)
○カメラについて語っているところが面白かった。(T)
○映画(あおいがとった)も写しかたがよかったし内容も気になるところが多くてもっと観てみたいと思った。虹が水平だったことも不思議だけれどもなんかロマンティックだと思った。そんな虹と映画があおいと智也とをつなぐもののような気が私はした。少しだけ内容がわかりずらかったけれども思うことの多い映画だと思った。(A)
○智也とあおいが作った映画は、あおいが亡くなったことと同じように感じました。そして、人は誰かがいなくなったことで本当に大切なことに気がつくんだなと思いました。(M)
○失ってから気づく大切さ。目の前にある時は気づかないのに、失ってから気づく。この映画を見て思ったことは、智也やあおいみたいに後悔はしない。と思いました。(M)
○大切な人の存在は、失ってから気付くものなのかもしれないと思った。(T)
○映画の中で、映画を見るのは不思議だった。(Y)
○あおいも智也も後悔ばかりだと思った。あおいが素直になっていて、智也もあおいの気持ちに気付いていたら、互いに大切なものを失わなくてすんだのに。過去が変わっていれば未来も変わっていたのかもしれない。大切なものを失ってから気付く想いは、凄く重いものだと思った。素直になるのは大切だ! 後悔はしないようにしたい! 色々考えさせられた。あおいは失うことを恐れていたのか?(M)
○本当は、あおいも智也も両思いだったのにと分かりましたが、私が思うに、二人の気持ちは一緒だったのに、行動は擦れ違っていてもどかしかったです。あおいと智也の関係は、不安定でこわれやすかったけど、とてもきれいな映画だったと思います。映画のような恋はとうていできないと思います。でも、映画を見て、恋を疑似体験したり、客観的な目線で見ることも悪くはないかもと思いました。(A)


次時はメモを基にして、「虹の女神」についてのエッセイを執筆していきます。